三菱ふそうが誇る大型観光バスのエアロクイーンのメーター表示にSCRランプが突然点灯した。
アドブルのランプの点灯は少し厄介なんだ。ポンププモジュール本体の故障となると高額になったりもする。
だからオレはいい加減な診断はしたくないんだ。誤診を招くと俺の信用に関わるから恐怖しかないんだけど。
とはいえ人は失敗もするしオレも普通に誤診もする。今回はハッキリと原因が判明するように診断勧めたい所存。
とはいえ。まさか自分がバスの故障診断&修理なんてする事になるなんて思いもしい。
実は大型バスのアドブルシステムに関する故障に携わるのは今回がはじめてなんだ。だから正直、俺が担当でいいのか?
オレは修理できるのか?とても不安なんだ。だけどチェレンジしたいし集中したい思う。
ほんでここで疑問なんだ。エアロクィ―ンとエアロエースの違いは何なんなの?何が違うの?ってぐらいバスに車種も意味もオレは理解していなかったりもする。

SCR制御ランプ点灯した経緯
走行中に突然SCRランプが点灯したみたいで、キーをON・OFFしてもSCR制御ランプが消えない。と同時にENG制御まで点灯している状態。
エンジンの吹け上がりは正常だけどエンジンチェックランプも転倒している状態。

SCRシステムにアクセスできない
メッセージの一部に電源異常のメッセージが表示している
ということに気が付いた。

SCRシステム制御が点灯表示する理由は?
SCR制御のヒューズが切れが原因でした
システムにアクセスできないとなると考えられるところはただ一つなんですが、電源回路の損失が原因だったりもします。
考えられる故障個所としては下記です。
- 電源ヒューズの切れ
- ハーネスの断線

ヒューズが切れた原因は?
- 電源回路~ポンプモジュール本体と各ハーネスの導通と電源回路に異常はなし
ポンプモジュールは100万円もするのは過去の話
ポンプモジュールは100万円もするのは過去の話。いまでは少しだけ安く手に入ります。とはいえ何十万はする高額部品。
誤診だった場合はかなり非常にマズイ状況になるんだけど。確実にポンプモジュールの内部異常に違いない。
と思った理由は下記。

- SCRシステムに関係するポンプ以外の回路を点検したけど問題がなく正常と判断した。
モジュール内部に関する情報もないので思い切って交換し解決ということになりました。
ポンプモジュールは基本的にASSY交換が前提の部品なんだ。分解して清掃するのは個人の自由だと思うけど、メーカーは基本的にASSY交換前提で設計してる。
つまり分解を想定していないという話。仮に分解して直ったかと思ってもスグに再発というケースもあったりもする。
ホントはこのポンプも分解して細部まで観察したいところだけど、そもそもポンプモジュールの故障はASSY交換が基本なんだ。
だから内部の細部まではご紹介しない。
ポンプモジュールの交換にコンピューターの書き換えが必要なの?
ポンプモジュールの交換には書き換えが必要だった。というのは過去の話で。
いまでは書き換えが必要ないモジュールが販売されていたりもします。
というわけで、ポンプモジュールはディーラーさんじゃないと交換できないということではなくなりましたが。
ポンプモジュール交換前には必ず、お近くの三菱ふそうさんに問い合わせが必要で。
該当する年式や型式などからポンプモジュールの交換には書き換えが必要なのか問い合わせてからOKだという答えが出てからの交換作業となります。
SCR制御のヒューズの場所
ここです。下記。

今回担当した車両は各ハーネスを調べたところ断線は見られなかったんですが、聞く話によるとハーネスの断線などが多い車両となるので。
故障診断にはスキャンツールとサーキットテスターを用いて診断するのがいいかと思います。
今回の診断の流れは下記です。
- 電源異常=ヒューズ=ハーネスの点検=ポンプモジュール本体の異常
ハーネスの展開図をご紹介したいところですが、著作権が絡むのでムリなんですゴメンナサイ。
現代の排ガスシステムはボッシュの技術がなければ成立しない
これは俺の感想なんだけど。どこがどう壊れて、どこが壊れたのか、どうして詰まるのか。
分解して分かるボッシュの技術力の高さに驚いたと主に今回もいい体験が出来た。
現代の排ガスシステムはボッシュの技術がなければ成立しない。
今後も整備解説書を読みつつ構造や仕組みを理解しつつSCR・NOXセンサー・DPF制御の故障に向き合いたい。
そう思ったりもした。