前回のベルト交換作業を中断してからあれやこれやで1年が経過した。
YouTube動画でもご紹介した通りでXMAXのベルトの摩耗は思っていたほど悪くもなく良くもなくて。
ベルトはまだまだ使えそうな感じ。とはいえ走行距離はというと55600キロに到達した。
ベルトはまだまだイケそうとか油断してると駆動ベルトの寿命は突然やってくるのもので、ベルトは突然死を迎える。(俺は経験済み)
スクーターのベルトはゴム製なんだ。
ベルトが切れてしまうと応急処置も出来ないし前進することも無理になる。
ベルトが切れる前にやクラッチシュー周りまで分解し点検したからその様子をご紹介する。

XMAXは前回のベルト交換から3万キロを走行していてベルトの交換は2万キロ毎に交換が推奨されている。
只今の距離を計算すると1万キロほどオーバー。いつベルトが切れてもおかしくない状態。
峠でベルトが切れたらシャレにならない。峠で一人ボッチになるのはイヤ。
スマホの電波が入らないエリヤでマシントラブルになってしまうとかなりヤバイ。

XMAXの走行距離は57620キロに到達

まさか3年もXMAXに乘るとは思っていなかったしDIYでベルト交換をする羽目になるとは思ってもいなかった。
車検のないバイクってマジで節約には良いと思うけどメンテナンスに金がかかってしまうことは避けられない事実。
250ccのスクーターで走行距離5万キロは結構走っている方だと思う。それでもヤフオクでは20万円弱で取り引きされている状態。
意外にXMAXの初期型って人気の車種なんだ。
ドライブフェイスのフィンを損傷したら交換するしかない
フィンが一つかけても回転バランスが大きくなる。だからこのプーリーはもう使えない。
フィンの破損はプーリーの回転にまで影響を及ぼし、バランスが悪くなるから最終的にクランクのベアリングまでもが逝く。
そこでドライブフェイスの新品を用意するんだけど、新品のドライブフェイスは9000円もする。
とはいえ大型バイクの車検費用とひかくすると9000円の出費は痛くも痒くもない。全然平気。

ドライブフェイスの純正品はAmazonでは取り扱いがないから注文はバイク用品通販のウェビックですました。
ついでにエアクリなどの部品も交換
プーリーカバーを外すのにエアクリも外す構造なので、今回はエアクリも一緒に交換した。
中古で購入したXMAXはいつどこで、どんなメンテナンスをされていたかは謎なんだけど。
エアクリ交換で燃費が改善してくれると嬉しい。

エアクリの汚れ具合は下記。
燃費はそんなに落ちてないはずなんだけどエアクリの汚れ具は真っ黒くろ助。
交換することで少しだけでも燃費が改善してくれると嬉しいし、エンジンにも良い事間違いなし。

スクーターのベルト駆動はメンテナンスは最悪最低でウンコ
スクーターベルト交換作業はとにかく言葉に出来ない程大変な作業でウンコ。
できれば二度したくない作業だと思ったりしつつ、所有してきたバイクのベルト交換はDIY作業で、総額10万円は浮いてるはず。

プーリー本体ボルトが固くて緩まない
プライマリー側とセカンダリー側のプーリーの取り付けボルトやナットがとにかく強く締め付けられていて緩まない。
生半可な道具じゃボルトやナットが緩まないからインパクトが使えるシーンならインパクトの利用が快適に作業が進む。
人力だと柄の長いスピナハンドルを使うといいかと思う。
オレが用意したスピナーハンドルの柄は30センチ程度のもの。力ずくで緩んだんだけど。
もう少し柄の長いスピナーハンドルだと軽い力で緩められたはずだと作業を終えて思ったりもした。

プーリー本体の取り付けボルトはソケットレンチ17サイズを利用した。
このボルトが想像いじょうに、アホほど凄く締まっていてボルトを緩めるにかなり苦労した。
取りはずしたボルトは下記。どうやらこのボルトが伸びるらしい。

締め付ける時にインパクトの利用はNG
インパクトがあれば楽勝なんだけど、締め付ける時にインパクトを利用するのはNG。
ボルトやナットの締め付け作業はたとえDIYであっても最終的な締め付けはトルクレンチで締め付けるのが基本なんだ。
締め付けるのにインパクトレンチを使ってしまうと楽勝なんだけどパワーがありすぎてネジが死ぬ。
- 締め付ける時はインパクトはNG

プライマリープーリー本体のウエイトローラーが収まる溝が摩耗していた
YouTube動画でもご紹介したとおりプーリーの状態は一か所だけウエイトローラーが収まる溝が摩耗していた。
とはいえ摩耗範囲は再利用できるレベルだ。
というわけで再利用する。

ちなみにプライマリープーリーの新品の価格は1万円ぐらい。
ウエイトローラーの使用限度は22.5mm
ベルト交換時期を延長したことでプーリーの摩耗が進んだ。ウエイトローラーを測定したところ22.9mmだった下記。

- 標準外径23.0mm
- 使用限度22.5mm
ベルト交換時期を延長することで発生する具体的な症状とリスクは下記にてまとめた下記。
- 走行性能・燃費の悪化
- 加速が悪い・ムラがある
- 最高速が低下する
- 燃費の悪化
- 変速ショック
重大なリスク・故障
- 走行中のベルトの切断
- 他の部品のダメージ
ウエイトローラーが片減りしているとプーリーの片側だけが押されて段付き摩耗や変摩耗の原因になったりもする。
Vベルトの使用限度は26.7mm
Vベルトを測定したところ、ベルト幅は使用限度をまで達していて25mmまで摩耗していた。
- Vベルトの標準幅は27.7mm
- 使用限度は26.7mm

ウエイトローラーの摩耗でバイクの加速が鈍い
最近、XMAXの加速が鈍かった、それものはず。ウエイトローラーの摩耗が酷い下記。

ウエイトローラーの転がりに抵抗が発生していると加速が鈍くなる。

今回、判明したことがウエイトローラーの一部が社外品だということ。
メーカーはキタコのウエイトローラーが3つ装着とYAMAHA純正17gのローラーが装着されていたことが判明。
ローラーの重さを計測したところキタコ製が15g純正のローラーとの併用で17gが3個のローラーがセットされていた。
おかげで加速が良いわけだ納得。
純正部品はウェビックで見積をして注文した
今のところオレはお付き合いしているバイク屋がない、というわけで部品の調達はウェビックで純正部品を入手することにした。
しっかりと見積をしたんだけど、プライマリープーリーの価格は1万円越えだった。高すぎ。
今回はプーリーは再利用することにした。

クラッチ側はSSTを用意してないからそのまま
クラッチ側の分解はクソめんどくさそうだから今回はそのまま。今回はニードルベアリングにグリスアップして組付ける。
次のベルト交換の際に分解しようかなと思ったりもしてる。

プロに任せたるとプーリーの交換とベルト交換の作業工賃はざっと見積もっても部品代込みで3万円超え。
DIYだと部品代だけで済みましたが、二度としたくないけど継続してXMAXに乘るならするかもしれない。
クラッチ側は分解しない
プライマリープーリーのセンターナットを緩めるには工具が必要。
で、結論なんだけどセンタースプリングを縮めるSSTも手元にないから分解はしない。
というかクラッチのシューも全然減ってなかったんだ。
トルクカムの摩耗が気になる所だけどSSTがないと作業は進まないという理由で分解しないという結論にいたった。

メンテナンスしてからXMAXに愛着がさらに沸いたからバイクカバーで車体を保護する
メンテナンスしてから愛着がさらに沸いた。
5万キロを超えているから各ところどころが既にガタが来ているんだけど、これ以上車体をボロボロにするわけにはいかない。
車体をキレイに維持しておきたいからバイクカバーをすることにした。

難易度の低い高いに関わらず作業を終えてからの試運転って凄く大切なんだ。各部を規定トルクで締め付けたから心配ないんだけど。
俺はよく忘れ物する性格なんだ。確認の為にも試運転しないといけないって思ったりした。