今回のトラブルはDPDの自動再生の回数が1日に何度も入るというトラブルに対応した。
DPDの再生が終わっても又すぐにDPDがアホほど堆積する。そんなときはDPD本体の詰まりが限界を迎えてマフラーを交換するってのも一つの手なんだけど。
そもそもDPDマフラーが詰まる原因を突き止めていないのにマフラーを交換するのは無謀。
というわけで、またまたDPDに関するトラブルなんだけど。俺は各ところどころで言っている。
DPDが日に何度も燃焼モードに入るならマフラーが詰まっているから交換。じゃなくて、ススが詰まる原因を突きとめろ。って

DPDつまりは差圧やインジェクターや水温も安定しているのに、ススが詰まるのは何故なんだろう?状態になるんだけど。
原因は排気管インジェクターの先端のススを取り除くと秒で改善するって話なんだ。
もう各オレは各ところどころで言いまくっているから。今回は画像で排気管インジェクターの付近にススの状態を見てもらおうかと思う。
車種は日野のデユトロのN04Cエンジン搭載の車両で年式はもう関係ない。
排気管が搭載されているモデルは点検したほうが良いかと思う。
DPD系の異常でチェックランプが点灯するとDPDの強制再生をするんだけど。
再生が終わっても又すぐにDPDが堆積する。
信じてもらえなさそうだから下記の排気管インジェクターの付近にススの状態を見て欲しい下記。

もうパイプの内側はウンコみたいなススが堆積している。
排気管インジェクターの付近にススが溜まっているとどうなるの?って話なんだけど下記。
- 燃料が霧状にならないから更にススが詰まる
データー上でDPDの燃焼温度が上がっていたとしてもススは燃えきれないってワケなんだ。
DPDメーター系統点検が点灯は自然に消えない
DPDシステムチェックが一度点灯すると自然には消えない。
DPDにエラーが発生しているとスキャンツールがないともう消すことが出来ない下記。

各ところどころの情報をまとめると下記だった。
- DPRスス蓄積量がMAX
- DPD系統点検点灯
- エンジン系統P2448
- エンジン系統P2463
DPD堆積量がMAXになっているんだけど燃焼作モードに入るけどススが燃えきれない状態だ下記。

車の詳細は下記
- 日野 デユトロ エンジン NO4C 2RG-XZU710
エンジンエラーコードP244BとP2463
最近のデユトロはメーターでエラーコードが見えようになった。
エラーコードは2つ現在故障がでている。
とはいえエラーの内訳が分からないからスキャンツールを利用した。

エラーコードの内訳は下記。
- DPR差圧異常
- PMフィルターの異常(スス堆積)
DPRの差圧はパイプも問題なかったかし、インジェクターの補正値も正常、水温も規定内で安定している。
排気スロットルも正常に作動している、あとは排気管インジェクターを点検するだけ。

排気管インジェクターはフロントパイプ付近にある。
ボルトを外してハイプをずらしてパイプ内のススを点検する下記。

開けてビックリ。
排気管インジェクターにススがウンコみたいに堆積している。こんな状態で燃焼モードに入ったとしてもインジェクターから噴射する燃料は霧状に燃料を噴射できないボタボタの燃料を垂れ流すだけ。
だからススが溜まる一方だってわけだ下記。

マイナスドライバーを使ってススを取り除いていく。

ススというよりか石のように固くなってる。ススがガチごちに固まっていた。
というわけで排気管インジェクター付近の清掃が完了した。

DPDの堆積量がハイペースで貯まる時、そんな時は排気管インジェクターを点検するのも一つの手だと思う。
あとは強制燃焼作業を終えてユーザーさんに車をお返しするだけ。
無駄にマフラーを交換する事もなくユーザーさんのお財布にも優しい作業を終えることが出来てオレは凄く嬉しい。
DPD、いや、日野の場合はDPRマフラーって言ってるんだけど、DPRの詰まり=交換はユーザーの負担がデカい。
まずはお客さんの声、問診を行ってから診断を進めるのが最善かと思う。
DPDに関するエラーでよくやりがちなのは
DPDに関するエラーでよくやりがちなのは、DPDが詰まっているからという理由でマフラー交換や強制燃焼を何度もやっちゃうパターン。
そもそも強制燃焼するってことは最終手段なんだ。普通はあまりしない。
DPDは通常、自動再生で処理が可能な設計なんだ。
それなのに何度も強制燃焼させるとどうなるかというと、マフラー内部が熱で溶解したりもする。
だから強制再生は最終手段だから、そんなことするよりススが詰まる原因を探さないといけないってことで不具合の原因は1つとは限らないってワケなんだ。
今回のDPDの詰まりは排気管が原因だ。ってことなんだけど【まさか】と思う部品まで追求することが大切なんだ。

整備は根本的な原因を取り除くまで行う
当たり前のことなんだけど。コレが出来ていないと同じ故障で再入庫する。つまり信用や技術力に疑問をもたせることになるんだ。
というわけで常にユーザーに喜ばれる仕事を心掛けること。不具合の原因は一つでは限らないってワケなんだ。
俺がたどり着いた答えは排気管インジェクターだったけど、原因は一つとは限らないし考えるって大切。
考える人は再現性を作れる。なぜ直ったかを説明出来た時こそマジの強者だ。

よっしゃ!排気管掃除したら治ったわ!じゃなくて。
原因・メカニズム・影響・対処。再発防止。これらを理解してこそ次に生かせるし次も同じように直せる。
何なら対策出来るって話。
直せるなら誰でもできるんだけど。なぜ直ったかを説明出来た時こそ本物。説明できないのは仕組みを理解してない証拠なんだ。
とか言いつつ。このブログに一体どれぐらいの人が到達するのかは自分でも謎。
というか俺のブログは一時情報なんだ。検索した人しかたどり着けない内容になってる。
って思ったりもした。