５万キロ走行しているXMAXのメインキーが回らないという症状が２０２４年は４度ほど多発した。
その度バッテリー電圧の点検したけど、何ら問題なかった。
とはいえ前々からメインキーが回ったり回らなかったりしてたけど、今回は原因を突き止め問題は解決したので記事にする。
XMAXのメインキーが回らない症状のときの詳細は下記。
- スマートキーが反応しない
- キーが回ったり回らなかったりする
- 液晶モニターは表示するけどスターターボタンを押すと液晶モニターが消灯する
- スターターボタンを押してもセルが回らない
- シートが開かない
運営者のムーチョです。整備士歴２０年の現役の自動車整備士です。
同じような症状で困っているなら参考にしてほしい。
結論
結論：スマートキーが反応しないのは車両側バッテリ電圧低下
- スマートキーの電池は交換済み
違う記事でも紹介しているけどスマートキーの電池は交換済み。
消去法でいくと車両側のバッテリー電圧の低下でメインキーが回らないということになるけど、バッテリー電圧を計ってから判断する下記。
早朝の電圧は10.42Vでバッテリーは寿命、つまり死んでると判断。
かと思えば外気温が高くなると電圧が復活し12.55Vまで復活した。
だけどメインキーが回らない。
そこでブースターケーブルを利用し別バッテリーをつないだところ
スマートキーが反応しメインキーが回りエンジンを始動することが出来きた。
原因は一体何だったのか？
そこで、もう一度エンジンを停止しバッテリー電圧を点検したところバッテリー電圧が10.42Vと基準値以下まで電圧が低下。
ということで結論は下記です。
- メインキーが回らなかったのは車両側のバッテリー電圧の低下が原因
ということでバッテリーを交換する。
ホントはバッテリーの比重を点検したいけどバイクのバッテリーは密封式のバッテリー。
つまり比重の計測は不可。さっさと古いバッテリーとはオサラバする。
新車から6年バッテリーを交換していなかった
- とり外したバッテリーは６年前のバッテリーでした。
バッテリーを確認したところ新車時からついているバッテリーでした。
下記の画像右側が今回交換するバッテリーで左側のバッテリーは新車からついてたバッテリー。
６年もよく耐えてくれたと感謝する。ありがとう。
電圧が低下するとスマートキーは正常に反応しない
スマートキーはユニットの電源電圧が低下するとスマートキーは反応しない。
それは自動車でも同じだ。
まとめ：今回は車両側のバッテリーの電圧低下によりスマートキー・ならびにその他のシステムに異常が発生。
- スマートキーが回らない
- メーターが表示ししない
という事になったという単純な話。
今回発生した症状をまとめると下記。
- 車両の電源が入らない。（メーターライト及びテール/ブレーキライトが点灯しない）
- 車両電源は入るが、エンジンは始動しない
- シートをオープンできない（車両電源は入る）
詳しくは整備解説書を記載してある。
今回はバッテリー交換で解決した。
XMAXのバッテリーサイズはGSユアサを選択・サイズはGTZ8V
バッテリーのメーカー選びに迷わず今回もGSユアサを選択した。。
海外製のバッテリーは急なバッテリー上がりを引き起こしたりするから選択する気にならない。
バッテリーサイズは下記。
- バッテリーのサイズはGTZ８Vサイズ
GSユアサ価格が高くて１６４００円もした、正直な話、日本製のバッテリーは信頼度が高いが、価格が高すぎ。
海外製のバッテリーに浮気しそうな時もあるけど、やっぱり急なバッテリー上がりが怖い。
台湾ユアサのバッテリーは日本製よりも半額で購入できるからお得感がハンパない。
確かに安い下記。
