2000年代以降からバイクも車同様にFI化が進み、エンジンにトラブルが発生すると不具合を知らせるエラーランプが点灯する。
この警告灯が点灯するとバイク屋に直行するのが正しい判断だと思う。
とはいえOBDスキャンツールがあるから、自分で解決できるしなー。とか思ったからOBDスキャナーで対応しました。

今回は知人が通勤で乗っているNMAX155が突然、アイドリング不調でエンジン警告灯が点灯したOBDスキャナーを使って消去しときました。
(意外とコイツは使えますよ。)
エラーはP2645でVVAのトラブルです。
警告灯の点灯はVVAソレノイドのエラーによるもので、残念ながらキーをON・OFFしただけじゃ警告灯の表示が消えてくれなかった。
残念。

ネットで調べてみたら、NMAXはVVAソレノイド系の故障で警告灯が点灯するとのことが多いみたいなので、VVAバルブの単体点検をすることにしました。
警告灯が点灯している時のバイクの状態は下記です。
- アイドリングの不調
- スタートダッシュがワンテンポ遅く感じる
- 低速のトルクがない
NMAXの診断用カプラーの場所はシートの下
OBDの診断用カプラーはシート下にあり、バッテリーカバー外して配線を引っ張りだすとカプラー2個出現します。
3極と4極のカプラーが出現しますが、接続するのは3極の方に接続します。

OCDスキャナーに接続するには変換カプラーが必要なので、変換カプラーを使います。
変換カプラーはキタコ製を使います、ちなみにこの変換カプラーは3000円ぐらいします。

【エラーコードはP2645】VVAソレノイドバルブの不良

ハーセスを接続するとOBDスキャナーに電源が入り、診断の結果はやはりVVAソレノイドバルブの不良とエラー。
ということでVVAソレノイドバルブの単体点検をおこないたいんだけど、VVAソレノイドバルブの場所が謎。
どこにあるんだ?VVAソレノイドバルブ?
調べたところ車体右側からVVAソレノイドバルブにアクセスが可能だと判明です下記。

なんだかんだでステップ周辺の外装を一部取り外し、VVAソレノイドバルブが外れました。
VVAソレノイドバルブはエンジンのシリンダーヘッドに付いていて、ボルト2本で外れます。
ここまでの作業は30分程でした下記。

- VVAのソレノイドバルブの正常な抵抗値は1.8ー2.2Ω
実際に抵抗値を計ったところ2.1Ωだった。今回の診断はYouTube動画でもご紹介するから少しお待ちください。
今動画編集中です。
もう少しお待ちください。

VVAソレノイドバルブとは?
ヤマハが誇る可変バルブ機構を少し解説です。
ヤマハのNMAXはブルーコアエンジン搭載のVVAバルブ搭載のスクーターです。可変バルブってやつですね。
燃費向上やVVAバルブが作動するには条件があるんだけどエンジン回転数が6000rpm前後でソレノイドがONになって高速カムに切り替わる機構。
VVA機構の良いところ
VVA機構のいいところを簡単にまとめると下記です、
- 低速での扱いやすさ
- 高速での伸び
- 燃費の向上
- 排気ガス性能の向上
ヤマハのはデザインもさることながら。スクーターなのに凝った機構を取り入れてくれるところ素敵だ。
VVAソレノイドが故障するとどうなる?
- エンジンチェックランプが点灯
- 加速が鈍い
- 高速回転でパワーが出ない
サービスマニュアルとスキャンツールがあれば解決が楽勝だって思ったりもした。

で、今回の結論なんだけど。
ハーネスも問題なかったしVVAのソレノイドも異常がなかったからエラーを消去して様子を見ることにします。

ハーネスやECUって故障するの?って話なんですが。
まぁ、壊れませんよ。ECUは。
何らかの異常電圧が流れない限りECUは故障しないので、今回はVVAソレノイドのイタズラによる警告灯のエラーでした、
というわけで再び警告灯が点灯したらVVAソレノイドを交換する予定です。
警告灯の点灯すると、わざわざバイク屋まで持って行くのがメンドウです、1日丸潰れ確定です。
スキャナーさえあればササッと自分で警告灯が消せるし1日丸潰れしなくて済む。
オススメのアイテムです。