つまりエルフのこの警告はAI的な自己完結型システムで。
人間が消す警告ではなく。車が【もう大丈夫】と判断した時だけ消えるっていうことなんだ。
エンジンオイル交換後のリセットを実行しても消えない
ホントに消えないの?
とか疑われているだろうから、実際にスキャンツールのGスキャンZを利用して消去してみたい下記。
まずはエンジンコントロールシステムにアクセスする。
次にエンジン作業サポートから入り、エンジン交換後リセットを実行した。


エンジンオイルレベル点検が点灯する条件ってどんな時?
エンジンオイルレベル点検が点灯する条件ってどんな時?って思うだろうから簡単に説明するんだけど。
- エンジンオイルが少ないとレベル表示する
- エンジンオイルが増えているとレベル表示する
- それ以上でもそれ以下でもない。シンプルにオイルが増えている、もしくは減っているかでオイルレベル点検が点灯するって話。
オイルレベルゲージのX打刻部にエンジンオイル量が到達していると、確実にオイルレベル点検は点灯する。

ですが、そもそも何故オイルレベル点検が点灯するのか?って話なんだけど。
エルフにはオイルレベルセンサーが搭載されているが反応がシビアすぎ
NPR88のエルフにはエンジンオイルレベルセンサーが搭載されている。
センサーの反応がシビアすぎるって話。
オイルセンサーとはエンジンオイル量を判定しているセンサーなんだ。
オイル量を電気信号に変換し信号をエンジンコントロールユニットにデータを送っているセンサーになるから反応がシビアすぎてスグに反応してしまうんだ。
エンジンオイルレベルセンサーの位置は下記。


- 自動再生燃焼モード
- 手動燃焼モード
- 強制燃焼モード
エンジンオイルが増える理由

なんでエンジンオイルが増えるのか?という理由なんだけど
DPD搭載車両は再生燃焼モードに入ると燃料を多く噴射して燃焼モードに入ったりする。
その時、燃料が大量に噴射され、エンジン内部で燃えきれなかった燃料がピストンリングのスキマからオイルパンに流れ落ちエンジンオイルが増えるというワケ。
もはやオイルが増えてしまうのはDPD車両の宿命。
最近のディ―ゼル車は厄介なんだ。
エンジンオイルを抜くだけじゃダメだ
じゃあ、増えたエンジンオイルを抜きいたらいいじゃん。
エンジンオイルをX打刻以下の規定内に合わせれば問題解決で一件落着!
ってなわけでもない。
エンジンオイルが増えているのは燃料が混ざっているということで。
つまりエンジンオイルは燃料と混ざり希釈しているからエンジンオイルが増えているというになる。
エンジンオイルが希釈するとどうなる?
- エンジンオイルの粘土が低下する
- 潤滑能力も低下する
ってなわけで、簡単にエンジンオイルを抜いただけで問題解決にはならないという話。
ただ、オイルを抜くだけでは、かえってエンジン本体に大きなダメージを与えてしまうだけになっちゃったりもする。
というわけでエンジンオイルレベルが点灯したらエンジンオイルを交換が必要ってことなんだ。

そして、ここからが今回の記事の目玉です。
エンジンオイル交換後、キーをオンにしてエンジンオイルレベルセンサーがオイル量の判定に入ります。
だけどオイルレベル点検は消えない。

エンジンオイルレベルセンサーのオイルレベルの判定には時間がかかる
エンジンオイルレベルセンサーはオイルの判定に時間がかかる。
判定にはエンジンオイル交換後エンジンをシッカリ暖気してキーをOFFの位置にし30~40分待つするとエンジンオイル量の判定に入る
という条件が存在したりもする。
しかも判定には水温センサーやエンジンオイルレベルセンサーでエンジンの状態を判定しているんだけど。
この2つのセンサーが故障するとエンジンオイルレベル点検が点灯することもある。

というわけで自力では消せないということなんだけど。
エンジンオイルが規定内に収まったならレベル点検は消灯する。
つまりオイルレベル点検が消えるのにかかる時間は30分~40分は必要です。
オイルレベル点検が点灯したら整備工場に持っていき点検しましょうっていうのが今回の記事の目的。
エンジンオイルの増加は放置するとエンジン壊れちゃったりもするから怖い。
とはいえ4JZのオイルレベルセンサーは油面変動に敏感だから正しい条件が整わないと誤検知がつづく。
正しい計り方は下記。
- 平坦な位置で停車する
- エンジン停止後5分~10分放置(オイルが戻るのを待つ)
- レベルゲージで確認
- 規定範囲の上限寄りに合わせないのがベスト(上限寄りに合わせると高確率でオイルレベル点灯が点灯する)
- 下限よりに合わせると点灯しやすい
というわけで秒でエンジンオイルレベル点検が消去できないことが判明したわけなんだけど。
オイルレベル点検が点灯したからオイルレベルセンサーを交換した。というオレの判断は間違ってたわけじゃない。
確かにオイルレベルセンサーの反応が悪かった。 すべての条件が整えば消えるってワケ。

といういうわけでオレの言い訳は終わるんだけど。
ユーザーができる対処は、正しい方法でオイル量を確認しすることしかない。もちろん平坦な道でのオイル量の確認が条件の一つになる。
メーターリセットでは絶対に消えないし。条件が整っているのに消せない場合は各センサーの異常の可能性だってある。
そんな時は整備工場での診断が必要なんだって話。
別にオイルレベル点検が点灯したからといって焦る必要はなく。
これはもう車側のAIがOKと判断とするまでま待てばいいだけで、しばらく走って車に自力診断させる。
逆に言えば、ここで無駄に焦ってボタンを押しまくったり、整備モードを探すして時間を溶かすのは完全なムダ。

消えないなら、さっさと整備工場に持って行くことが最短ルートなんだ。
ここから先はユーザーが触れる領域を超えてる。
自走して整備工場に持って行けばいいだけなんだ。あとは俺みたいな整備士が原因を追究してくれるってワケだ。
機械に振り回されるんじゃなくて、機械の仕組みを理解し手、効率良く付き合い行動する。
それが一番ラクで、一番賢い。って思ったりもした。
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