<

【4P10エンジン】原因は燃料ポンプの端子の接触不良!キャンターのエンジンが掛からない 

  • 2024年11月2日
  • 2024年11月14日
  • 自動車

4P10エンジン搭載のキャンターのエンジンが始動できないというトラブルが発生。

セルは回るけどエンジンが始動しないというホントに意味不明な症状で4P10エンジンはワケワカメ。

ということで今回の故障の症状は下記です。

  • ときどきエンジンが掛からない
運営者のムーチョです。整備士歴20年の現役の自動車整備士です。
この記事にたどり着いた人は何らかの理由でキャンターのエンジンが始動できなくなった人がたどり着いた記事だと思います。
エンジンが始動できない理由を探している人は参考にしてほしい。
(下記の目次をクリックでジャンプ)

エンジンが始動できない原因は燃料ポンプの端子が溶けている

早速、結論から言うとフューエルポンプ側の端子の根元が溶けていた、だからフューエルポンプが回らないということで、エンジンが始動できないという単純な故障だった。

エンジンが始動できない原因は下記

  • 端子の接触不良により燃料ポンプが回らない

こんな感じでフューエルポンプ端子の接触不良により端子周りが溶けている下記。

こんな状態では通電しないし燃料ポンプはもちろん作動しない。

ということでオレは各ところどころで言っているけど、4P10エンジン搭載のキャンターはトラブルが多すぎてマジでクソだと思う。

ちなみに今回の車両は走行距離が5万キロちょっとの車両なんだけど、5万キロで燃料ポンプの故障なんて信じられない。

車両側ハーネスの状態

もちろんフューエルポンプ側の端子が溶けているなら車両側も溶けてしまう。

画像では分かりにくいけどこんな感じで溶けていた下記

車両側のハーネスを確認したら端子周辺がとけてた、ということで燃料ポンプと車両側のハーネスも同時交換。
燃料ポンプだけ交換しても、端子圧が弱いと再発の可能性があるからハーネスは必ず交換したほうが今後の為にもいいとは思う。
燃料ポンプを交換して作業終了なんだけど、ハーネスと同時交換でも作業時間は30分程で完了。
新品と見比べてみると白から黒の燃料ポンプに変更になっている、何かの対策品なのかもしれない。
ホントに4P10エンジン系のエンジンはトラブルが多すぎてムリ。(もう呆れるしかない)

エンジンが始動しなかった理由

燃料の燃圧が上がらなかったからエンジンが始動しなかったという単純な話。

なんで燃圧が上がらなかったの?

  • フューエルポンプ端子の接触不良

というのが今回の症状の原因でした。

フューエルポンプはDIYでも作業可能なので同じ症状になっている人は参考にしてほしい。

フューエルポンプの品番はML216922

品番をご紹介するのを忘れていたので下記です。

  • フューエルポンプの品番はML216922

とはいえDIYで作業するは現実的ではないから作業するならプロに任せた方が安心。

もし急にエンジンが掛からないという症状になっているなら燃料ポンプのカプラーを抜き差してエンジンが掛けて欲しい。

 

最新情報をチェックしよう!