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ムーチョのお部屋  自動車の修理や生活改善のブログマガジン

マツダCX-5の車両システム点検の警告灯が点灯した。エンジンオイル交換はサボると痛い目を見る。20リッター缶購入がお得

新車から10年もCX-5に乗っていたらそれなりのトラブルも発生する。

いや、そうでもない。だけど今回は初めて愛車のCX-5のメーター内に車両システム点検の警告灯が点灯した。

だけど無事に解決したのでご紹介する。

CX-5の車両システム点検の警告灯が点灯するとエラーコードの消去にはスキャンツールが必要。

突如メーターに車両システム点検の警告灯が表示した場合はパニックになってしまう。

実際オレもパニくりかけた。

このまま警告灯を放置しようかと思ったけど、警告灯を放置すると何らかの別のトラブルが発生したりもする。

同じような症状で困り果てている人は多いと思う。ということで参考にしてほしい。

運営者のイワシです。整備士歴20年の自動車整備士です。
ちなみにエラーコードの消去にはスキャンツールが必要。
エラーを放置せず必ずプロに点検してもらうことをプロの俺は強く点検をオススメする。

車両システム点検の警告灯が点灯した理由

突然、車両システムが点灯したから原因を詳しく調べたところ下記でした。

  • 負圧ポンプの圧力異常

CX-5は負圧ポンプは圧力センサー付きの負圧ポンプなんだ、今回は圧力センサーの不具合でエラーが点灯したトラブルだった。

メーターに警告灯が点灯する理由は下記。

圧力センサーの数値に異常が発生すると同時にメーターに警告灯が点灯する仕組みってワケ。

負圧ポンプとは

負圧ポンプとは(バキュームポンプ)ちょっと地味なだけどかなり重要な部品なんだ。

車のブレーキシステムに使われているブレーキマスター(倍力装置)に必要な負圧(真空)を作り出す装置のことを指す。

この負圧ポンプ(バキュームポンプ)が故障すると下記になる。

  • ブレーキペダルが重く感じる
  • ブレーキが効きにくいと感じる

エンジンオイル管理が悪いと最終的に負圧ポンプに不具合が発生する定番の故障

今回の負圧ポンプのトラブルははエンジンオイル管理が悪いと最終的に負圧ポンプに不具合が発生する定番の故障。

エンジンオイル交換の走行距離は1万キロに毎に1回のペースでエンジンオイル交換を実施していたけど今回の負圧ポンプが故障したからには

で、早速、負圧ポンプを交換して解決したんだけど今回の故障はエンジンオイル交換はサボっていたから発生した故障。

負圧ポンプの交換費用4円万~5万円が相場。

オレは自分で作業したから部品代のみの3万円で済んだけど、ディ―ラーで負圧ポンプを交換すると部品代と工賃込みで4万~5万円ほどする。

次回からエンジンオイルは5000キロ毎に実施する予定。

CX-5の負圧ポンプは不具合が多いからエンジンオイル交換距離は5000キロ毎に設定

トラブルを未然に防ぐため走行距離5000キロでオイル交換に設定。

CX-5の負圧ポンプはブローバイガスの影響を受けやすく、排ガスのススが悪さをして負圧ポンプとしての機能が低下。

オイル交換をサボらないように走行距離で管理する。ただ、CX-5のオイル交換費用って高くつく。

だから俺はいままでDIYでオイル交換をして節約して生活を改善しているし今後もDIYにてオイル交換する所存。

スカイアクティブDのエンジンオイル交換費用は高い。

  • エンジンオイル交換費用は5000円
  • オイルエレメントを同時に交換費用は9000円
  • スカイアクティブDエンジンオイルは1缶15000円

ディ―ラーでエンジンオイル交換すると1回の費用は5000円程でオイルエレメントを同時に交換すると費用は9000円弱もする。

スカイアクティブDは1回のオイル交換で1万円程の費用がかかり、みんカラで見るCX-5のオーナーはDIYでオイル交換するのが定番となっている。

もちろんCX-5にはスカイアクティブDのエンジンオイルを利用しないとDPFが詰まる。

だからマツダ純正オイル以外は使えない。

ちなみにスカイアクティブDエンジンオイルは1缶15000円ぐらいが相場。

1缶15000円は高いけど、ディ―ラーでの1回のエンジンオイル交換が9000円もするから1缶購入してDIYした方が圧倒的にお得。

10年CX-5に乗っているけど物価高騰でエンジンオイルも3000円程値上がりした。

1年程前にオイル缶のデザインが変更された。

CX-5のエンジンオイルドレンは六角レンチ

  • CX-5のエンジンオイルドレンは六角

アンダーカバーがあるのでオイル交換時は外します。

オイルエレメントも同様でカバーを取りはずします。

エンジンのオイルエレメントは毎回交換する

スカイアクティブDは他のディ―ゼルエンジンと違いDPD搭載車両でスカイアクティブDは低圧縮で高トルク。

つまり特別なエンジンだからマツダ専用オイルしか使えない。

そこでオイルエレメントも毎回交換することにした。

エンジンオイルエレメントはエンジンオイル交換毎に必ず交換

オイルエレメントは2回に1回交換しておけばいい、という説なんだけどオイルエレメントは毎回交換しておけばエンジン内部はクリーンに保たれる。

走行距離が短くアイドリングが多かったり、1か月に数回した車に乗らない人ほどエンジンオイルにススが溜まりやすい。

スカイアクティブDは通常のディ―ゼルエンジンと異なるエンジンだけど、アイドリングが多いとDPDにススの溜まりが溜まりやすい。

だから毎度毎度オイルエレメントを交換しておくと安心する。

エンジンオイル量はエレメント交換で5リッター入る

オイルエレメントの交換でエンジンオイルは5リッターを投入する。

エンジンを掛けてオイル漏れがなければ作業終了です。

オイル交換のリセット作業をして終了。

8万キロ程の走行でバキュームポンプが先に故障するとは思ってもいなかったから俺は驚いているんだけど。

そもそも俺のオイル管理が悪かっただけの話なんだ。

今のところエンジンの調子はいいし加速やトルク、燃費の悪化もない。

だからスカイアクティブDは20万キロは乘れると期待している。

長く乗れる、乗れないかはメンテナンスの金のかけしだいでオイル交換をマメに実施さえしていればトラブルは未然に防げる。

ということで5000キロ毎にオイル交換することで今回の件は決着。

エンジンオイル交換は超重要

下記エンジンをまずは見てほしい。

このエンジンは2年オイル交換を未実施のガソリン仕様のハイラックスのエンジン内部なんだ。

カムシャフトの取り付けキャップを見てみるとエンジンオイルが固まり塊だらけになっている。

化石燃料を燃焼させる内燃機関は燃料を燃焼させるとカス(スス)が必ず発生する。

エンジンオイルはススの一部をエンジンオイルで回収してエンジン内部をキレイに保っているんだけど、エンジンオイルの交換を怠るとエンジン内部は汚れ続けて、汚れが蓄積する。上記みたいに。

結果、蓄積した塊がエンジンオイルが通る経路を詰まらせ、エンジンの焼き付きなどを発生させる。

また各センサーなどの小さな穴の経路もふさいだりもする。

だからエンジンオイル交換は未実施だったりすると痛い目に合うって話。

ちなみに上記のハイラックスのエンジンはススの塊が原因でエンジンオイルを供給することが出来なくなった車両なんだ。

エンジンオイル交換していれば廃車にならずにすんだ。貴重なハイラックスが1台廃車になったのは残念でならない。

スカイアクティブDは廃止される?

まだ噂レベルの話だけど、時期CX-5のモデルからスカイアクティブD搭載のCX-5は消える予定らしい。

どうやら排気ガス規制のユーロ7に対応できないらしい。

ということでスカイアクティブDエンジンは将来消える予定で、現在のスカイアクティブDエンジンは貴重となるだろうから今後も大切にしていきたい。

そう思ったりもした。

オレの本職の整備ではディ―ゼルエンジン専門でやってきた経験から、各自動車メーカーの現代のディ―ゼルエンジンは高性能で良いエンジンだと思う。だけど故障の原因はDPDマフラーが原因なんだ。

そもそも排気ガスが通るところにDPDマフラーを設置しているんだもの。そりゃインテークやEGRクーラーはススで一杯になるのは当然だ。

というわけでスカイアクティブDが淘汰されるかは今のところ謎。

時期モデルのCX-5はスカイアクティブーZとなり電動化戦略を進めている。

という噂すらあったりもするけど内燃機関はエンジンオイル交換は必ず必要。

今回のような圧力センサーの不具合は未然に防ぎたいエンジンオイル交換で。

 

 

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