今回はちょっと過去の話で2024年の12月の初めにキャンターの4P10エンジンのインジェクター交換作業を行った時のこと。
インジェクター交換作業のあとに必要な登録作業がGスキャン2ではできなかったから、登録作業はディ―ラーに丸投げした。
やっぱディ―ラーには敵わないや。
って思ってたら、どうやらGスキャンZなら対応可能らしい。
ということでGスキャンZを導入したから4P10エンジンのECUにアクセスしてインジェクターの登録作業が可能になったからご紹介します。
- 車種 三菱ふそうキャンター
- 型式 2PG-FEB50
- エンジン型式 4P10
GスキャンZでは4P10エンジンのインジェクター登録が可能
GスキャンZは4P10エンジン搭載のキャンターにインジェクター登録に対応。
これで4P10エンジンのインジェクター交換作業及び登録作業はディ―ラーに丸投げしなくてもいい。
これ1台あれば最後まで作業を完結できるから凄く嬉しい。
GスキャンZはタブレットでOSはAndroid
今回のGスキャンZはタブレット式でOSはAndroidを採用でGスキャン2から凄く進化した詳細は下記。
- タブレット式
タブレット式でタッチパネル採用でiPhone並みにヌルヌル動くから感動してる。
Wi-Fiの電波が届くような場所ならインターネットで検索可能になったのは感謝する。
基本機能は下記。
- 自己診断
- 作業サポート
- データ表示
- アクティブテスト
- フリーズフレーム
- OBD-Ⅱ診断
- オールダイアグ
- レディネスコード
- グラフ表示
- ペイントメモ
- カスタマイズ
- 参考表示
- 整備技術情報
- コネクタ位置
- 言語切り替え(日・英)
対応車種メーカーは国産はもちろん外車も対応
対応している自動車メーカーは国内も含めて20社以上に対応した。
マヒンドラというメーカーは全然知らないし聞いたこと聞なかったけど、調べてたらやっぱりインドの自動車メーカーだった。
マヒンドラはもともとジープ車の組み立てを行っていた企業で2011年には韓国のサンヨン自動車を買収したり
2015年では三菱重工業と農業機械分野で提携したりと勢いに乗ってるのメーカー。
インドの車市場は熱いから今後はマヒンドラに期待したいし途上国の自動車メーカーに今後は期待したい。
というわけでGスキャン2から進化したGスキャンZが対応しているメーカーは下記。
国産乗用車に対応
- 日産
- ホンダ
- スバル
- 三菱
- マツダ
- スズキ
- ダイハツ
- レクサス
- アキュラ
- インフィ二ティ
国産トラック・バスに対応
- 日野
- いすゞ
- 三菱ふそう
- UDトラック
- フォロフライ
輸入車にも対応
【ヨーロッパ車】
- ベンツ
- BMW
- アウディ
- ボルボ
- ルノー
- プジョー
- ミニ
- オペル
- セアト
- フォルクスワーゲン
- アルファロメオ
- フィアット
- ランチア
- シトロエン
- シュコダ
- ランドローバ
- ジャガー
- ポルシェ
- ダチア
- フォードEU
- MG
- スカニア
- 欧州トラック
【アメリカ車】
- フォード
- ダッジ
- ジープ
- クライスラー
- シボレー
- GM USA
【その他】
- BYD
- マヒンドラ
- ヒョンデ
- ヒョンデ トラック・バス
- キア アジアトラックバスところはない
もう対応しているメーカーの数が多すぎて数える気になれないムリ。
聞いたことない車メーカーまでGスキャンが対応しているから工場に一つあるだえでいざという時に心強い。
その他はGスキャン2で出来た作業が引き続き可能だから特に今回は紹介するところ特になさそう。
気を付けるならタブレット式だから落下は禁物!
落とすとおそらく画面はバキバキで即終了するだろうから操作に気を使ってこうと思ったのと。
スマホのように画面に保護フィルムで貼って衝撃を防御した方がいいと思ったりした。
4P10エンジンは素晴らしいエンジンではあるけどトラブルが多いうえに故障が多すぎ。
ネットで4P10エンジントラブルを検索しても修理情報が見つからないから今後はGスキャンZで診断し情報を発信する予定。
今後も当ブログでは2トン~10トンクラスのトラックの修理情報を発していく予定だって思ったりしてる。