今回はXMAXのオイルフィルター取り付けボルトの規定トルクをご紹介します。
250cc排気量モデルのバイクは車検がなく、気軽に乗れることが出来るからメンテナンスを怠りがち.
車検がないぶんオイル交換やブレーキパッド交換作業はDIY作業で作業をする人も最近増えてきた。
オイル交換のやり方が分からない。そんな時はスマホ片手にYouTubeを見ながらオイル交換する時代2025年。
多くの人がバイクのオイル交換のやり方・方法って検索する中で
- エンジンのドレンボルトの締め付けトルクは何ニュートン?
- オイルエレメントキャップボルトの締め付けトルク何ニュートン?
手の感覚だけではボルト締め付けるのってプロでもホントに難しい。プロも失敗もする。
DIY作業がしたいけど愛車を壊したくない。
そんな場合に最も簡単なで失敗しない方法がある。それは規定トルクで各ボルトやネジを締め付けること。

エンジンオイル交換をDIYで成功させたい。
そんな方はこの記事を参考に作業を進めてみてください。
オイルフィルターキャップボルトの締め付けトルクは10N・m
- オイルフィルターキャップの締め付けトルクは10N・m
XMAXのオイルフィルターキャップのボルトは小さいく弱い、ボルトを高トルクで締め付けるとボルトのネジ山が伸びてしまう。
小さいボルトを締め付ける時などは小さいラチェットレンチ、またはトルクレンチなどを利用することでネジを潰すことを避けることができる。
工具はKTCのラチェットハンドル&8mmのボックスレンチを利用
- 工具はKTC製のラチェットハンドル&8mmのボックスレンチを用意
今回用意した工具はラチェットハンドルとエクステンションバー、その他にもボックスレンチ8mmサイズ・12mmサイズのボックスレンチを用意した。
工具メーカーKTCのモノを用意した、KTCとは京都機械工具株式会社の略で、1950年創業の日本を代表する工具メーカーだ。
工具の生産は自社生産でハンドツールは高品質であり、整備士からサンデーメカニックまで幅広く愛されている。
失敗しない為にも工具はメーカー製を使うのが良い。
オイルフィルターには向きがある
オイルフィルターには向きがありフィルターを取り付ける際には注意が必要。
フィルターの真ん中に穴が開いている方がエンジン側になるように取り付けるのが正解。
もちろんオイルフィルターケース内はパーツクリーナーを噴射、洗浄し汚れたオイルをウエスで拭き取ってからオイルフィルターを挿入する。

オイルフィルターキャップのボルトは均等に締め付ける
オイルフィルターキャップにはOリング(ゴムのリング)が付いている。Oリングは取り付けるさいにズレやすい。
そんな時はOリングにシリコングリスを塗るとOリングがズレにくい。
グリスを塗るとOリングにゴミが付着しやすくなる、クランクケースに取り付ける際はゴミが付着していないか確認することが大切。
ボルトを締め付ける時の注意点として均等に締め付けていく必要があり。
片締めはオイル漏れの原因にもなったりもする。
トルク管理って料理の火加減みたいなもの。ちょうどいい力加減が整備の味を決めたりもする。
というわけで無事にオイル交換終了した。
10N/mのトルクを設定可能なトルクレンチが手の平サイズ、とはいえないけど小さくコンパクトで場所を取らない。
今回の作業で利用したトルクレンチはKTC製の最大トルク25N/mまで設定可能なトルクレンチ。
コンパクトで場所を取らない、一つ持っておくと便利なトルクレンチだ。
- オイルフィルターキャップの締め付けトルクは10N・m