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バイクのエンジンオイル交換は自分で出来る?(モンキー125 JB03) DIY 交換道具 手順のご紹介 

*記事の中にアフリエイト広告を使用している場合があります。

愛車であるモンキー125が気が付けば走行距離が3698㎞となったからオイル交換を実施。

納車からオイル交換まであっという間だった。

迫りくるオイル交換時期だけど、いちいち店にバイクを持っていくのもメンドクサイからオイル交換程度ならDIYで十分です。

オートバイはチョットした空スペースで作業を始められるから凄く楽しい。

ということで、愛車のメンテナンスはプロに任せず自分でオイル交換を作業を行ったからその過程を示します。

今回モンキー125に入れるエンジンオイルは一つグレードを上げてウルトラG2を選択しました。

この記事の目次を(クリックするとジャンプ)

モンキー125は2000キロ毎にオイル交換

排気量の大きなバイクは走行距離5000キロ程でエンジンオイルを交換するのがBESTのようですが、モンキー125は2000キロ毎にエンジンオイル交換が必要となっています。

2000キロなんてあっという間だ、ということでオイル交換時期を過ぎていたからオイル交換を行ってい行きます。オイル交換毎にバイク屋へ行くのはメンドウすぎる。

何度も言うけどオイル交換なんて自分でやったほうがいい。

オイル交換は自分でした方が最終的に安くつく

エンジンオイル交換は難しそう、とか思うかもしれないけど意外にそうでもない。むしろ、道具選びに時間がかかり道具選びが面倒で、結局バイク屋にエンジンオイル交換をお願いしてしまうなんて事も多い。

バイク屋でオイル交換した方が予算的に安い、だけど、今後のメンテナンス費用を考えると自分で作業した方が結果的に安くつく。

  • 1回のエンジンオイル交換費用は1500円~2500円

1回のエンジンオイル交換費用は1500円~2500円は微妙と言える価格帯で作業時間は10分程で完了する凄く簡単な作業だ。

5000円で工具・用品を用意できる

 

今回用意した最低限必要な工具や用品は下記。

  • エンジンオイル 
  • エンジンオイルエレメント(今回は交換時期なので交換)
  • エンジンオイルエレメント交換に付随するパッキン類
  • 廃油パック
  • 万能ウエス
  • 洗浄クリーナー
  • ラチェットハンドル(工具)

5000円以内でざっと7点の道具や用品を揃える事が出来る。えっ?初期費用高すぎじゃない?とか思った人も多いかもしれませんが、安心してください。

一度、道具や用品を揃え揃えてしまえば何度も使えるから最終的に費用はおさえられる。

洗浄クリーナー・万能ウエス・廃油回収パックはオイル交換作業する際に何度か必要できるから何度も使えそうな用品は使い回しするれば2回目のオイル交換時はエンジンオイルの用意だけすればいい。

エンジンってどれ?

エンジン本体の場所は分からない人はさすがにいないだろうけど、少し解説する。

エンジンはオートバイの心臓部といえるモノ、美しくデザインされたエンジンは芸術品と言っていいぐらい美しい。

ホンダのモンキー125を開発した方々のモンキー愛がガンガン伝わってくるという解説はこの辺にしておいて下記へ。

ドアップ画像も見て欲しいのでじっくり拝見してください下記。

エンジンオイル交換時期・モンキー125(JB03)

*エンジンオイル交換時期は車種によって異なります。

メーカーが推奨しているモンキー125(JB03)のエンジンオイル交換時期は下記となる。

  • 初回の場合1000㎞走行でエンジンオイル交換・又は1か月
  • 以後3000㎞走行でエンジンオイル交換・又は3か月

エンジンオイル交換作業開始

今回はホンダ製ウルトラG2エンジンオイル1リッター缶を使用する。

僕はエンジンオイルに特にこだわりが無いならから積極的にメーカー純正品使うようにしてる。どこか訳の分からないエンジンオイルはエンジンにダメージを与えてしまう事になるから純正を使用する事を強くオススメします。

私は前回のオイル交換時、メーカー推奨オイルウルトラG1をエンジンに投入しましたが今回は一つ上のグレードのウルトラG2を選択した。

ウルトラG1~ウルトラG2に交換するとエンジンのフィーリングがどう変わるか少し気になるところ。

それでは早速エンジンオイル交換作業開始。

 

ここからは画像付きでエンジンオイル交換の作業手順を簡単に説明します。

エンジンオイル交換作業は凄く簡単だからチャレンジしてほしい(最後まで見て頂けると僕は凄く嬉しい)

オイル交換手順

  1. オイルパンドレンコックを外してオイルを抜く
  2. エンジンオイルを抜く
  3. エンジンオイルエレメントを交換する
  4. オイルパンドレンボルトを締めてオイルを注ぐ

汚れたエンジンオイルを簡単に処理できる廃油パックは超便利

オイルを地面に垂れ流すわけにはいかないので廃油回収パックを用意。

廃油回収パックは汚れたエンジンオイルを簡単に処理できる優れモノだ、使用後は生ゴミといっしょにゴミ箱にポイする事が可能だ。

*自宅でオイル交換するなら廃油回収パックが必ず必要、だから絶対に用意すべきモノなんだ。

廃油回収パックの使い方は、凄く簡単だ。

廃油パック綿を手でフワフワ

説明どおりに廃油回収パックを開封する、そして、中の綿を手でフワフワにしちゃって出来るだけオイルを吸いやすい状態にする。

(凄くオイルを吸いそうな綿だと思いつつさらに綿をフワフワにする。)

*綿菓子をイメージしつつ作業をこなすと良い感じのフワフワ感になる。

オイルパンドレンコックを外してオイルを抜く

まずはエンジンオイルドレンボルトを左に回してエンジンオイルを抜く。

走行後にエンジンオイルを交換する際はエンジンオイルが熱くなっているから火傷には注意だ。

工具は何でもいいんだけどラチェットハンドル・エクステンションバー・ソケットがあれば比較的簡単に作業が可能だ。

オイルパンドレンコックを外す

両手でしっかり工具をつかんでボルトを緩める。

(調子に乗りながら作業すると怪我してしまいますから注意して作業することが大切だ)

ボルトを緩めたらボルトを外す、抜き取ったエンジンオイルは真っ黒で見るからに凄く汚い。

エンジンオイルが汚れすぎるとエンジンオイルの役割は著しく低下するから、メーカーは2000キロという距離でエンジンオイル交換を推奨しているんだ。

(えー。2000キロで交換するの?)って思っちゃうんだけど、排気量が小さいバイク程エンジンを高回転で回しちゃうことも多い、排気量の大きいバイクと比べると125ccバイクのエンジンオイルは汚れやすい。

抜き取ったエンジンオイルを見てみたんだけど、エンジンオイルは真っ黒だ。

エンジンオイルエレメントを取り外す

エンジンオイルエレメントにアクセスするには8mmのソケットを使えば比較的楽簡単に作業が可能だ。

ちなみにボルトは左回しで緩めるように設計されている、間違えないように注意が必要だ。

オイルエレメントを外したから見て欲しい下記。

オイルエレメントを外したクランクケース内部は特に何の問題もない。

新車だから鉄粉のような物があるかと想像していたんだけど特に何にも見つからなかった。

取り外したエンジンオイルエレメントは下記にて少しだけご紹介。

左側の黒いエレメントがエレメントが車両から取り外した物だ、右が新品のオイルエレメントですが左の取り外したエレメントと比較すると結構汚れている。

エンジンオイルエレメント取り付け

エンジンオイルエレメントをクランクケース内に収めて蓋を締めていく。

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そしてオイルドレンボルト・オイルエレメントを取り付けていく。

 

エンジンオイルドレンボルトの締め付けボルトは24N.m

エンジンオイルドレンボルトは24N.mで締め付ける。

手締めでも全然OKだけど、締め付けトルクで締め付けておけば安心だ。

エンジンオイルを0.9リッター入れる

エンジンオイルをエンジンに投入する。

モンキー125のエンジンオイル量は0.9リッターに設定されている。(全容量1.1リッター)

オイルエレメントを交換しているから1リッター程のオイルを投入しないといけないのかと思っていた、だけど、0.9リッターのエンジンオイルを投入すればOKだ。

いや、1リッター缶やのに0.9リッターやったら0.1リッター余ってしまう。

残りの0.1リッターのオイルは大切に保管して次回のオイル交換時に使う。

エンジンオイル交換作業完了・オイル量点検

エンジンオイルを投入完了後、ボルト類、その他に締め忘れがないか点検チェック、エンジンオイルが漏れていなければ作業は終了。と言いたいところだけどエンジンを始動してオイル漏れの点検を行なって最終的な作業終了となる。

エンジンオイルが規定内に入っているか確認

最後にエンジンオイルが規定内に入っているか確認だ。

*オイルの確認を行う場合はバイクを垂直にしてから点検。

エンジンオイルの役割はエンジンを守ること

エンジンオイルを少しだけ下記にて解説するんだけど僕の本業はプロの自動車士であるからエンジン内部の構造に凄く詳しい。

そんな僕が簡単に解説します。

エンジンオイルの役割はエンジンを守る事です、エンジンオイルは潤滑・密封・冷却・洗浄・防錆と5つのぐらいの能力がある。

エンジンオイルが汚れてくると潤滑・密封・冷却・洗浄・防錆のを果たせなくなるからエンジンを守れず結果、燃費の悪化など様々な症状を引き起こす。

なのでエンジンオイル交換は必須だ。

エンジンオイルエレメント交換時期は1万キロ

オイルエレメントは簡単に言えば潤滑・密封・冷却・洗浄・防錆の能力を持続させる必要不可欠な物で、特にガソリンの燃えカスであるカーボンの回収を行ってくれる重要なモノ。

オイルエレメントは毎回交換しなくてもいいというのは都市伝説でエンジンを長くいい状態で保つならオイルエレメントは絶対に交換すべき。

エンジンオイル交換をしないと

  • 潤滑がどんどん悪くなる
  • 密封がどんどん悪くなる
  • 冷却がどんどん悪くなる
  • 洗浄どんどん悪くなる
  • 防錆能力が低下する

エンジンオイル交換をした方がいい理由は上5つになる。

少ないかもしれないんだけど、オートバイを所有しているなら一度自分のエンジンオイルを点検した方がいい。

上記5つの内1つでも当てはまっている症状が出てきているならそろそろエンジンオイル交換時期が近いかもしれない。

所有しているオートバイのエンジンオイルを交換してみたいと考えている、自分で交換してみるのも悪くない。

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