スマートキーのバイクはバッテリー電圧が低下するとキーが回らなくなる。というのは頭では理解していたけど。
実際にキーが回らない症状が発生したりすると人ってパニックになったりもする。じつは通勤で乗っているXMAXのキーが回らなくなった。しかも出先で。
バッテリーは気温が低下すると電圧は低くなるのは百も承知だけど、まさか急にキーが回らなくなるなんて思いもしない。
こんな時、モバイルバッテリー式のエンジンスターターがあると瞬時に対応可能なのにな。とか思う瞬間でもある。
とはいえ残念なことにスクーターは整備性はクソなんだ。
たとえモバイルバッテリーを持参していたとしても、スクーターはバッテリーまでスマートにたどり着くことが出来ない。
ちなみにMTバイクのバッテリー位置はほとんどの車種でシート下が定番のバッテリーが収まる位置。
じゃあ、XMAXのバッテリー位置どこだ?ということで調べたところフロントカウル内に位置しているらしい。整備性ウンコすぎ。

【結論】バッテリー搭載位置はフロント側
何度も言うようにスクーターのメンテナンス性はクソなんだ。結論から述べるけどXMAXのバッテリーの場合はフロントカウル内に搭載されているんだ下記。

残念ながらXMAXのバッテリーへのアクセスは工具が必要で、フロントカウルを外さないとバッテリーへと到達できないという残念な設計。
5分でバッテリーのアクセス可能
XMAXのバッテリーへのアクセスは5分弱でアクセス可能なんだけど工具がないと作業出来ない。
作業の難易度はMAX★5が最高とした場合に今回の作業は★1つレベル程度の軽作業なんだ。
つまりDIY作業にはもってこいの作業で簡単すぎる作業なんだ。
使用する道具は六角とプラスドライバーさえあればOK
。
バッテリーにアクセスするには工具は最低でも2点用意する必要があって、プロが使う工具を用意できるベストだけど。
ダイソーなどで売っているDIYコーナーの工具でも全然OK。
用意する工具は下記。
- 六角棒レンチ
- プラスドライバー
さえあればスクーターのカウルは簡単に取り外しが可能なんだ。
フロントカウルを外す手順とコツ
フロントカウルを取りはずす時に雑にカウルを引っ張ると、カウルのツメなどが割れるのでムリは禁物。
まずは作業工程の初めとして、プラスドライバーを使ってスクリーンを外すしフロントカウルを外すという作業の流れ。
べつにスクリーンは外す必要なないんだけど、取り外した方が作業の邪魔にはならない、だからカウルは外す。
作業工程の詳しい内容は下記。
- スク―リーンを取り外す
- フロントカウルを取りはず
フロントカウルを取り外し方
スクリーンはビス4本で取り付けてあるから4本のビスを外す。
スクリーンが外れたら六角ネジを取り外してフロントカウルを取り外す。
フロントカウルを外すコツは、カウルの手前に引っ張る下記。

次にカウル下部分を少し引っ張る。すると簡単にカウルは取り外せる。

こんな感じでフロントカウルが取れる。

ココまでの作業時間5分程なんだ。
慣れていない作業だけど、ものの5分ほどでバッテリーまでアクセスすることが出来た。カウルを外す時には少し緊張したけど強めにカウルを引っ張ると同時にカウルが外れた。初めての作業にしては上出来だと思う。
というわけで記事を参考にバッテリーに無事にアクセスできたなら嬉しい。
XMAXのバッテリーサイズはGTZ8V
ここからは下記記事はXMAXのバッテリーサイズをご紹介したいだけの記事。
XMAXのバッテリーはGTZ8Vという型のバッテリーなんだけど、価格を調べたところシャレにならない価格で、バイクのバッテリーなのに14000円もする高すぎ。
バッテリーの価格は日本製や海外製などで大きな違いがあり価格も性能もピンキリ。
もちろんオレは日本製のバッテリーを選択した理由は下記。。
- 14000円の出費は痛いけど日本製のバッテリーは安心するし、いざという時に心強い。
というわけで安心を金で買う。
一方で海外製バッテリーは7000円程で激安。価格だけ見れば圧倒的に海外製が得なんだ。だけど、ハズレのバッテリーに巡り合う確率も高く、バッテリー上がりを覚悟するのはムリすぎる。
というわけでメインキーが回らないとなるとマジでシャレにならないから日本製のバッテリーを選択したって話。

6年前のバッテリーだった
XMAXに付いていたバッテリーを確認してみると、なんと6年モノのバッテリーだった。
そりゃバッテリー上がるわなって思った。
バッテリーが低下するとスマートキシステムにエラーが発生するから定期的な点検ってホントに大事。

6年使ったバッテリー電圧を点検したところ下記。
バッテリー電圧は12.55V
若干弱い電圧だけど、これが冬になると古いバッテリーは急激に電圧が低下するので油断は禁物なんだ。
だから寒くなる前に早めにバッテリーしたほうがいいって話。

バッテリーは寿命を死を迎えた
メインキーが回らなくなった。自宅でバッテリー上がったから対処できるけど。
これがツーリング先となった場合にから絶望しかない。
バッテリー電圧を点検したところ電圧は10.42Vと電圧低下を確認。もうバッテリーを交換確定しかない。

復活をかけ、一応、充電することにした。

だけど6年使っているバッテリーは充電しても電圧回復せず。バッテリーは12時間かけてチャージしたけどバッテリー電圧は死を迎えた。
結果は残念ながらバッテリーの復活ならずだけど6年使えただけでも凄いという話。
バッテリーの寿命は2年~3年なのに6年バッテリー電圧が低下しなかったの理由は下記。
- 毎日のバイク通勤でバッテリーに電気が充電され続けたから
乘らずに放置するとバッテリーは少しづつ電気をうしなっていく。特に冬場は気温の低下で放電が加速する。
バイクに乘らないときはバッテリーを外しておくことで電圧低下を防げるという生活改善術。
一度上がってしまったバッテリーは比重の回復が期待できない。そしてバイクのバッテリーは密封式のバッテリーだ。

つまり比重を点検することが出来ない。
そもそも緊急時にスクーターは押しがけが出来ない
オートマのバイクはそもそも押しがけが出来ない構造、スクーターが押しがけ出来ない理由は下記。
- ギアを手動で操作できず後輪を回してもクランクシャフトが動かない構造だから

ツーリングで山道でバッテリー上がりは絶望する

都市部でスマホの電波が届かないなんてこのご時世そうそうない。だけど山道でスマホの電波が途切れるともう詰むしかない。
スマホの電波がないと、救援、ロードサービスを呼ぶことが出来ない。
バッテリー上がりに備えは必要

出先でバッテリー上がりを起こした時は現場でほぼ何もできなかった経験から、そんな時はロードサービスを利用すると決めているんだけど。そもそもスマホの電波がない状況だとどうにもならない。
スマホの電波がない場所でマシントラブルが発生しちゃうとロードサービスもへったくれもない。もうお手上げ。
緊急時の対策としては下記の対策で次回はバッテリー上がりに対応したい下記。
- シャンプスターターを携帯する
- バッテリーの定期点検(DIY)
- ロードサービスの連絡先を控えておく
小型のジャンプスターターを利用するのも一つの手だったりもするのかもしれないけど。
都市部の走行がメインならロードサービスを利用する。
だけど、そもそもの話で品質の良いバッテリーを選択しておけば出先でトラブルに見舞われる可能性は極めて低い。

って思ったりもしたからバッテリーは日本製を選択したって話だけど、随分と話を脱線させてしまったから反省する。
というわけでXMAXのバッテリー位置はフロントカウルの中にある。