突然、走行中に三菱ふそうのキャンターのメーターパネル内にオレンジ色のブレーキパッドのランプみたいなマークが点灯した。
三菱ふそうキャンターのメーターパネルにブレーキのランプみたいなマークが点灯していたので原因を探して修理したのでご紹介します。
同じような症状で悩んでいる場合はこの記事を参考に解決して頂けると嬉しいです。
トラックの修理費は凄く高額です。
DIYするのもアリですが自分で作業するのが無理そうであればプロの整備士に修理依頼してください。
車屋さんも修理の参考にして頂けると嬉しい。
今回は車両は三菱ふそうのキャンターで4P10エンジン搭載の車両で詳しい情報は下記です。
- 三菱のキャンターで型式は2PG-FEB50
- 年式は令和3年の車両
今回の故障トラブルは下記となります。
- メーターパネル内のオレンジ色のブレーキのランプが点灯している
- 現在と過去とエラーコードはなしです
故障診断機はGスキャン2を利用しました。
Gスキャンを検討している方は現行モデルのGスキャンZをオススメします。
【結論】ランプの正体はブレーキパッド残量センサー
警告ランプの正体はブレーキパットの残量警告灯です。
つまりこのランプが点灯するということはブレーキパッド残量が残り少ないということになります。
ブレーキパッドの摩耗で残量センサーがディスクローターに接触し断線している可能性があるという事になります。
ブレーキパッド残量センサーの削れてました
残量センサーを確認するとセンサーが削れて断線していました。
ブレーキパッド残量センサーには真ん中に針金が埋められていてブレーキパッド残量が少なくなるとセンサーがディスクローターに接触して摩耗。
最終的に断線します。
そしてメーターパネルの警告灯が点灯するという単純な仕組みとなっています。
新品のブレーキパッド残量センサーの品番
- 残量センサーの品番はML261682
新品のブレーキパッド残量センサーはこんな感じです。
取りはずしたブレーキパッド残量センサーと見比べると、断線したセンサーの摩耗が具合が凄いですね。
警告ランプが点灯したままの走行しても大丈夫なの?
このまま走行するのは無謀で危険です。。
ランプが点灯したらブレーキパッドの交換を早めに行った方が気持ち的に安心ですね。
ということで私が担当して今回のキャンターはブレーキパッド残量センサーとパッドを交換して完了しました。
キャンターも年式により 各車輪に残量センサーが搭載してある車両もあります。
全輪(4輪)すべてのブレーキパッド残量センサーの交換となると費用は高くなるので
ブレーキパッド残量の警告灯が点灯したら早めのブレーキパッド交換をオススメします。
ブレーキパッド残量センサーを交換すると警告灯は消えます
ブレーキパッド残量センサーを交換するとスキャンツールを使わなくてもメーター内の警告灯は消えます。
新品を残量センサーに交換したのに警告ランプが消えない場合は違う原因が考えられるので。
- 前後のタイヤを取りはずしてブレーキパッド残量センサーの状態を目視で確認してみてください。
キャンターのブレーキパッド残量センサーはタイヤを外さないと確認しずらいです。
タイヤを外して点検したらセンサが断線している事はよくある話です。
異常でおわりです、お疲れさまでした。