またまた4P10エンジン搭載の三菱ふそうのキャンターのエンジンが始動しないというトラブルが発生です。
もう４P１０エンジンの故障は勘弁してほしいところです。
今回は４P１０エンジンが始動しないという故障に対処したのでご紹介します。
キャンターのエンジンが掛からなくて困ったなという人は参考にしてみてください。
各ところどころで言われていますが４P１０はクソエンジンです。
今回の症状はエンジンが始動不可で今現在の症状は下記です。
- セルは回るけどエンジンが始動しない
- エンジンチェックランプは点灯していない
ということでワケワカメです。
原因はフューエルポンプのリレーの不良でエンジンが始動しない
早速ですが結論から、エンジンが始動できない原因はフューエルポンプのリレーの不良でした。
- フューエルポンプリレーの不良
こんな形のリレーです下記をご覧ください。
よくよく調べてみると４P１０エンジンってフューエルポンプが付いているという判明して、もしかして？！
と思って調べてみたら・・・・ありましたよ。
フューエルポンプのリレーが！
ということでリレーをコンコンと指で叩いたらエンジン始動できました。
今回の症状はエンジンチェックランプが異常点灯しているわけではなく、スターターは回るけどエンジンは始動しない。
という単純な故障の症状でした。
キーをONにしているのに燃料ポンプから作動音がしない
4P10エンジンはフューエルポンプが付いていますので、燃料ポンプのところに耳を傾けてキーをONにしているのに燃料ポンプが回ってないようでしたら
燃料ポンプのリレー、もしくは燃料ポンプの故障を疑ってほしいです。
ということで今回エンジンが始動しない理由は下記です。
- キーをオンにしているのに燃料ポンプが回ってない
燃料フィルターのドレンを開放しているのに燃圧が掛かっていない。
ということで燃料ポンプリレーをポンポンと指でデコピンしたらフューエルポンプリレーが反応してフューエルポンプが動き出した。
こんな感じ下記。
凄い勢いで燃料が噴射されました。
そんなわけで今回はフューエルポンプのリレー故障で確定です。
フューエルポンプのリレー場所は助手席の足元
フューエルポンプのリレーどこにあるんだ？！ということになるのでリレーの場所をご紹介します下記。
- フューエルポンプのリレーは助手席のフロントカバー内
フロントカバーの取り外しに工具は必要なの？いやいや大丈夫ですよ。
- フロントカバーは手で引っ張ったら取り外せます
こんな感じで簡単に外れます。
いやどこか分かりずれーわ。って人の為にもう少しアップします下記。
そんなわけでリレーの場所が判明したのでスグに交換しちゃってください。
フューエルリレーの品番はMX953453
ちなみにフューエルポンプのリレーの品番はMX953453です。
リレーはネットで購入可能だからディ―ラーや車屋さんに行かなくてもリレーは買えます。
もちろんDIYでも作業は可能です。
ちなみにフュエルリレーはメイドインチャイナからポルトガルになってました。
何かの理由があってポルトガル製に変更されたようですが、謎です。（車の部品ではよくありがちなことで対策品に変更になったようですね）
ということでリレーの品番を下記にてご紹介しておきますので参考程度にどうぞ。
- リレーの品番はMX953453
エンジンのエラーコードは残っていた
そういえばエラーコードは残っていたから紹介しときます。
- エラーコード（520500）レール圧低すぎる
というエラーが入っていましたが、レール圧エラーが入っているのでフューエルポンプ停止の制御が入ったように思いましたが、その場合エンジンチェックランプが点灯するようなので今回の症状と少し違いますね。
エンジンが始動できないときにエンジンチェックランプの点灯は確認できなかったので、コード消去後（520500）レール圧低すぎるエラーは入らなくなったので
今回はコモンレールに異常はないという判断にいたり、フューエルポンプリレーの異常で解決しました。
今回の修理はこれにて終了です。
路上でエンジン掛からなくなってしまった！
って時は助手席のカバーをボン！って叩いてみてリレーが急に動き出したらラッキーです。
リレーは整備士じゃなくても交換が可能で秒で交換できますので是非ともDIYで作業してもいいと思います。
毎回言ってますけどDIYって最高の節約術です。
実はその他にも燃料ポンプの端子が悪いってことも考えられるので、燃料ポンプの端子が溶けているかどうかチェックしてほしい下記。
YouTubeで見る人は下記を見て欲しい。