前回の記事ではバッテリー上がりに対応したということをご紹介した。今回の記事はエンジンチェックの点灯を解決した記事。
夏にバッテリー上がりを起こしてしまった。冬のバッテリー上がりならまだしも夏にバッテリー上がりなんて信じられない。
原因を調査したところ下記。
うっかりメインキーをONのまま24時間放置してバッテリーを上げてしまった
そこでバッテリー充電器を利用しバッテリー充電でエンジン始動。これで一件落着。
かと思ったら簡単にはいかない。
メーターを確認するとエンジンチェックが点灯しているのを確認した。
突然すぎてオレは驚きを隠し切れない。
チェックランプを消す方法を調べた結果、エンジンチェックランプに対応できるのはYSPが可能とのこと。
ところがどっこい調べまくって行くうちに汎用のOBDスキャンツールを使用したらチェックランプを消去できることが判明した。
エンジンチェックの消去には汎用スキャンツールが必要。
この記事に辿りついたということはエンジンチェックが点灯していて解決策を探している人がたどり着いた記事だと思う。
記事を参考に解決して頂けると凄く嬉しい。
XMAXのエンジンチェックランプの点灯している原因は謎ですが、エンジンコントロールシステムに何らかの問題が発生しているから点灯しているということになります。
エラーが一度点灯するとXMAXの場合はOBDスキャンツールを利用しないと消すことが出来きません。
エンジンチェックランプの点灯は、ホントはYSP【ヤマハ・モーターサイクル・スポーツ・プラザ】に依頼し診断してもらうのが定番の修理。
だけどオレは整備士だし、自分でいうのもアレだけど少し優秀。
エンジンチェックランプ点灯は自分で対応できるし診断依頼するほどの難易度の高い話じゃない。だから自分で対応することにした。
OBDコネクターはキタコ製を買った理由
エラーを消去するには。ODBスキャンツールを利用します。
エンジンコントロールユニットに接続するには別途コネクターを接続する必要がありますのでキタコ製OBDコネクターを買いました。
そのコネクターが下記です。
選んだコネクターはキタコ製のOBDコネクターですが価格は中華製コネクター価格の3倍の3000円です。
中華製のOBDコネクターだと価格は1000円弱で格安、だけど中華製はAmazonレビューが微妙なんです。
口コミの中には中華製のOBDコネクターだと、汎用スキャンツールが起動しない。
などの口コミが見られたのでキタコ製を選択したという流れになります。
ODBスキャンツールは車体側の3極カプラーに繋げるだけでOK
OBDスキャンツールの起動はXMAX車両側の3極カプラーにつなぐとスキャンツールは自動で起動する。
繋ぐカプラーはXMAXの向かって右側にあり、黒い防水キャップをを外して3極カプラーに繋げるだけでOK.
こんな感じで3極カプラーに繋げるだけ。(4極カプラーは繋ぐ必要はありません)
ちなみにスキャンツールのデジタル画面の文字は英語表記なんだ。
オレは英語が苦手だからGoogleカメラを使いました。
日本語対応をダウンロードして日本語化することも可能みたいだけど手間がかかるからしない。
ということで今回はこのまま英語表記のまま使う。
汎用スキャンツールでエラーコードは消える
エラーコードはP0123 スロット系のエラーがでている。(このエラーについては記事で別の記事で)
エラーの詳細はスロットル系の異常。さっそく消去に掛かり。エラーコードを消去して終了。
ホントはスロットル周辺を点検・清掃して消去するのが基本なんだ。だけどこの夏の暑さで作業する気なんてゼロ。
今回はエラーコードだけ消去して終了する。
ということでエラーコードは見事に消去に成功しました。
正直ホッとしていましたし、今回の汎用のスキャンツールでチェックランプは消えることが判明したので凄く嬉しい。
ちなみにスキャンツールとOBDコネクターは合計で8000円程。YAMAHAで対応してもらったほうが確実なのかもしれないけど。
自分で治せるスキルがあるなら自分で作業したほうが修理費用が浮きます。というか誰でも簡単に出来ると思う。
ということでエンジンチェックランプ消去から200キロほど試運転してチェックランプの点灯はなしです。
そんなわけで今回の作業は終了です。