今回の車両は4P10エンジン搭載のキャンターのエンジンが始動できないというトラブルで入庫です。
症状はセルは回るけどエンジンが始動しないという症状。
その他にも症状が出ていてときどきエンジンが掛からないという症状
エンジンが始動できない原因は燃料ポンプの端子が溶けてました
結論:フューエルポンプ側の端子の根元が溶けていました。
こんな故障は今まで見たことなかったんですが、キャンターでは結構多く発生するトラブルのようです。
今回はフューエルポンプの接触不良でポンプが回らずエンジンが始動できないという単純な故障でした。
ちなみに今回の車両は走行距離が5万キロちょっとの車両で保証期間が過ぎているので実費でも修理となりました。
車両側ハーネスの状態も点検します
フューエルポンプ側の端子も溶けていましたので車両側もよく見てみると溶けていました。
画像では分かりにくいけどこんな感じで溶けてます。
エンジンが始動しなかった理由
まとめると燃料の燃圧が上がらなかったからエンジンが始動しなかったという単純な話でした。
そりゃ燃料ポンプが動かないと燃圧上がらないわ。
というのことで今回はフューエルポンプ端子の接触不良が原因でした。
フューエルポンプの品番はML216922
品番をご紹介するのを忘れていたのご紹介しておきますね。
- フューエルポンプの品番はML216922
とはいってもDIYで作業するは現実的ではないので作業するならプロに任せた方が安心です。
もし急にエンジンが掛からないという症状になっているならば燃料ポンプのカプラーを確認してみてください。
カプラーを抜きさししてエンジンが始動出来たらラッキーです。
それでもエンジンが始動しないなら他に原因があるので最終手段でJAFを利用して整備工場まで運んでもらうことをオススメします。
自動車保険に加入しているならロードサービスを利用するのもありです。
それでは失礼します。