1日に何度も燃焼モードに入るイスズのエルフのトラブルに対応し解決した。
ススが溜まるのが早いという症状からしてターボの故障かな?と思ったんだけど違っていたから理由を含めて解説する。
同じ症状に悩まされている人は参考にしてほしい。
今回の主な故障の症状は下記。
- 1日に何度もDPDの燃焼モードに入る
エルフのターボチャージャーに搭載されているターボの数は2機でターボの本体価格は70万円もする。
ターボ高すぎ。
DPDのススの溜まりが早くなってしまう原因を探しまくるとキリがない。最短で原因を究明したいと思う。
DPD系で点検しないといけない項目をザッとまとめると下記。
- インジェクターの補正値異常
- 水温の異常(サーモスタットの異常やラジエター系の冷却異常)
- 排気バルブの不良(ダイアフラムが死んでる)
- ターボチャージャーからのオイル漏れ
- 排気管インジェクターのカーボンの蓄積
- DPDパイプ差圧パイプの詰まり
差圧パイプを点検してみたところパイプ内はススで詰まりまくりと同時にエンジンオイルも消費していた。
タペットカバーパッキンからのオイル漏れも酷い。ウンコ
ブローバイホースからの煙もモクモクとインテーク系に流れてくる状態なんだ。
ターボのインテークホースを外したらオイルがギトギトだ。コレはターボの故障だ!と判断してしまうんだけどターボは正常なんだ。
ターボチャージャーは正常と判断した理由
俺の経験上のお話になってしまうんだけど。
エンジンオイル管理をキッチリとしてさえいればターボからのオイル漏れは滅多にないってのが俺の感想なんだ。
で、今回が注目したのはマフラーパイプについてる排気管インジェクターに注目した。
排気管インジェクターの役割はDPDを燃焼させる為にきわめて重要な部品で、燃料を霧状にして噴射させる部品なんだ。
噴射ノズルの先端がススだらけになると排気管インジェクターからの燃料噴射が霧状にならず垂れるしススも蓄積するしDPDも詰まる。
マフラーパイプを外して見ると下記だった。
- ススで排気管インジェクターが覆われていた
- ススで燃料が霧状にならないからDPDが詰まる
燃料を噴射した時、貯まったススが原因で燃料が垂れまくりでDPDにススが詰まる原因にもなるって話なんだ。
DPDの詰まりあるということはオイルミストも多い下記。ターボのインテークパイプを外すと白煙が多く出てきた。
というわけでターボチャージャーのオイル漏れじゃないって結論に至ったから排気管インジェクターのススを除去して作業を終えた。
差圧パイプも詰まっていた
もちろん差圧パイプも詰まっていたから清掃した。
排気管インジェクターがススで覆われると、DPDの燃焼が上手くいくはずがないし1日に何度も燃焼モードにはいる。
燃焼モードに何度も入るときなどの時は排気バタフライの故障が考えられる。日に日何度も燃焼モードに入るときは排気バタフライの点検がオススメ。
今回、バタフライは正常で問題なしだったから今回の作業はこれにて終了した。
各ところどころで言っているんだけど。
ターボチャージャーのオイル漏れの診断は難しいく、ブロバイ系の白煙が多いとターボの故障と判断してしまうことだってある。
もう何が何なのか一体正解が何なのかは謎になってしまうんだけど。
ターボの故障だと判断するにはマフラーパイプを外してアクセル全開で白煙が出てこなければOK。
ってのが俺のターボの故障診断の仕方なんだ。ターボ本体の価格は70万もするしかも2機もついてる。
ターボチャージャーの故障と判断に至るまでに是非とも排気管の点検をしてほしい。って思った。