今回は通勤で使っているXMAXが仕事を終えて帰宅しようと思ったらメインキーが回ったり回らなかったりする症状に対処し解決したのでご紹介する。
今回はセルが回転しない時などの症状も多数発生しているが主な症状は下記。
- スターターボタンを押すとメーター表示が消える
今回の症状はワケワカメ状態でちょっとパニッくになりそうだと思うけどこの記事を読んで解決してくれると俺は嬉しい。
今回発生した症状で疑うところはスマートキーの電池切れ、車両の電圧低下が考えられる。
だからと言って各部を点検しないでバッテリー交換するは無謀すぎで症状が改善しなかったらバッテリー代が水の泡。
だから確実に直したい無駄な出費はできるだけは避けたい。
という人はこの記事を読み進んで欲しい。
エンジンが掛からないのはバッテリー電圧の低下が原因
- キーが回らないのは車両側のバッテリー電圧低下が原因
もう結論から言いますがキーが回らない原因は車両側の電圧低下が原因でした。
XMAXの整備解説書に記載されていますがバッテリー上がりで発生する症状は下記の3つと記載されています。
- 車両電源が入らない(メーターライト及びテール/ブレーキライトが点灯しない
- 車両電源は入るが、エンジンが始動しない
- シートをオープンをオープンに出来ない(車両電源は入る)
まさに私のXMAXはこの通りの症状になっているので今回はバッテリー上がりで確定しそう。
ということで現車のバッテリー電圧を確認する。
早速、バッテリー電圧を計ったら12.55Vで電圧は正常値で問題はない。
だけどバッテリー上がりは点検は電圧と比重の点検は同時に点検すべき項目。
だけどバイクのバッテリーは密封式バッテリーで比重の点検は不可で今回は比重の点検は出来ないから諦める。
まずはスマートキーの電池を交換します。
スマートキーの電池サイズはCR2032
- スマートキーの電池サイズはCR2032
- 電池の価格は220円
車両側のバッテリーを交換する前にまずはスマートキーの電池交換です。(近くのローソンで買いました)
スマートキーの電池を交換してメインキーを回すと液晶モニターが正常に表示された。
これで解決した!
と思ってスターターボタンを押すとセルは回らないし、フロントカウルの中からカチッ!って音が鳴って液晶モニターも消灯する。
症状からしてバッテリー上がりで確定っぽいのでブースターケーブルで電気を送る。
20アンペアのメインヒューズを飛ばしてしまった
ブースターケーブルで電源を確保したけどトラック用の115サイズのバッテリーが足元にあったからXMAXのバッテリーに使ったところ
バチッ!って音がメインヒューズを飛ばしてしまった。
見事にメインヒューズを飛ばしてしまったから見て欲しい下記。
そんなわけでブースーターケーブルを繋げるときはバッテリーサイズに気を使おうって思ったりもした。
バイクにトラック用のバッテリーは大きすぎ。
利用するなら乗用車のバッテリーを利用しないとメインヒューズは飛ぶ。
ということで同僚のマジェスティのバッテリーをお借りしてエンジンを始動しました。
何とか無事に電源確保して帰宅したんだけどエンジンを切ったらエンジンが始動できなくなった。
ご覧のように液晶画面が表示しない。
翌朝バッテリー電圧が低下してた
帰宅した翌朝、眠い目をこすりながらフロントカウルをはぎ取りバッテリー電圧を計ってみたらバッテリー電圧が10.42Vと低下していました。
もうメインキーは回らない状態になったのでバッテリー電圧低下で確定。
バッテリーを充電してみる
バッテリーの寿命は3年と言われているんだけど車体についていたバッテリーは新車時からついているバッテリー。
もうバッテリーを交換した方が速いけど充電して使えるか試してみることにした。
ちなみに愛車のXMAXは2018年製で新車からのバッテリー交換歴は0なんだ。
ということで充電しましたがバッテリー電圧は上がらず。
6年ほど頑張ってくれたバッテリーとはここでお別れです。
ということで無事にバッテリーを交換して終了です。
バッテリー交換後に発電量を点検したところ14V異常あるのでステーターコイルやレギュレターは問題なしです。
バッテリーの交換の目安は3年
- メインキーが回らない
- メインキーが回り液晶モニター点灯表示するがスターターが回転しない
- メインキーは回るがシートの開閉が不可
などの症状が1回でも発生したらバッテリー電圧の低下を疑ってほしい。
なんで故障の症状が変化するの?
電源電圧が12Vなのに対してバッテリー電圧が低下していることによりXMAXの全システムへの電源電圧が安定しない。
- 全システムが電力不足でシステムが安定しない
だから故障症状が変化するという話ですね。
バッテリー交換で解決した
- バッテリーを交換で解決した
今回の症状はXMAXの全システムへの電源電圧が安定しないということで発生しています。
ということは安定した電源電圧を確保すればいいだけ。
とてもシンプルな話。
バッテリー交換後に発電量が12V以下だった場合、ステーターコイルやレギュレーターの故障も考えられるからバッテリー交換後の発電量の確認はバッテリー交換作業とセットと考えて欲しい。
そんなわけで今回はバッテリー交換作業を終了したんだけど故障診断よりも
バッテリーを固定しているゴムバンドを取り付ける作業が一番しんどかったって思ったりもした。
DIYは究極の節約術なんだけど、DIYでバッテリー交換作業に自信がない人はバイク屋で作業してもらえばいいと思う。